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The 日曜日な朝のスタート
一週間しか滞在できない私にとっての、最初で最後の休日。起きて時計を見て驚きました、10時でした。昨日眠りについたのが3時だったとはいえ寝すぎました。でも、熟睡してしまうほど寝心地のよいベッドであったということも確かです。午後を有意義に使うためには朝の過ごし方が大事だと思い、毎日走っていた私ですが、ここら辺は私の家の周りと違って道路環境も違うし交通量が多いこともあって今日は中止に。
そろそろ起きたほうがいいか…そう思っていた時ルームメイトも起きてきました。最初が肝心、と思った私が「Hallo!」と言いかけたとき、まさかの「おはようございます」といわれました。突然のことながら、「はろぉはようございます…」とごまかしつつ、少しほっとしたのを覚えています。ルームメイトは、1人は中国人、もう1人は台湾人だったので、間に日本人の方がいてくれただけで、私のつたない英語で会話をするきっかけをもらえました。
台湾から来ている“エマ”とは、セブに来て一番長く英語で話をしました。なぜ私が一週間という短い期間で帰ってしまうのか聞かれたとき、「I…I…」と全く言葉が出てきませんでした。それでも彼女は私の言葉を待ってくれていて、単語の羅列でも口に出していくと、首を傾げたり復唱したりしながら彼女がつなげて私の言いたいことを言ってくれました。だから私は何度も何度も飛び跳ねながら「Yes!Yes!!」とばかり言っていました。
今日ほど気持ちのこもった「Yes!」を使ったことはない気がします。それくらい、自分の考えや思いを伝えることができたときの喜びは大きかったです。おたがい日本人であり日本語を話す普段の生活では、相手を理解しようとここまで意識して話せていないのだろうな、と思いました。
やっぱり賑やかな街、セブ
午後からは学校の周りを散策していました。JYスクエアにも行きました。地元のスーパーのようなものですが、品数の多さに驚きました。歩き回っているガードマンも多く、少し視線を感じながらの買い物は新鮮です。ガードマンは、ファストフードやスーパーなどのお店の入り口にもいます。日本ではなかなかないその光景に少し驚きますが、悪いことをしなければ特段なにもされません。
ガードマンの前を通って店に入ることに慣れたころ、スーパーから出るとき、ガードマンに「What’s your name?」と聞かれました。え、何もしてないけど…と焦りながら「oh…」と言いながら顔をあげると、笑顔で「コンニチハ、アリガトウ」といわれました。日本人と分かって声をかけてくれたようです。よほど強張った顔をしていたのかもしれません。笑顔で声をかけてもらえたことで私の緊張も緩み、自分の名前を教えると、相手も教えてくれて、その後スーパーに顔出すと必ず「コンニチハ~」と声をかけてくれるようになりました。
油断は禁物ですが、留学生がたくさんきているのを知っているセブ島の人ならではのコミュニケーションかも、と思いました。そんな人たちに囲まれてまだ一日目ですが、「Hi!」と声をかけられること、そしてかけることへのためらいが薄れてきたように感じます。
相変わらず車の量は多く、夕方は道が混雑してクラクションも大合唱でした。そんな中を信号無しで渡っていくのは、数回こなしても、日本の渡り方に慣れている私にはスリリングで…。1人でも渡れはしますが、現地の人の後ろについていけるときの安心感は病みつきです。
フィリピン・セブ島でのごはん
まだ授業が始まっていないので、現地のおすすめの店はわかりませんでした。ルームメイトの薦めもあり、とりあえず、フィリピンのハンバーガーチェーン店に行ってきました。英語表記なので注文も困ることなく、支払いもペソのカウントは日本円とほぼ同じようにできました。ハンバーガーを注文しました。チーズが濃厚で美味しい!!!パイナップルジュースもとても甘い!!!フィリピンを発つ前にもう一度行きます。
学校には学食があり、留学生向けの食事が提供されています。外国で食事をするのがはじめてな私でも、おかわりするくらいなじめる味でした。毎日メニューは変わるということで、明日からも楽しみですが、今日はいろいろと食べ過ぎて胃もたれを起こしてしまったので、明日からは授業に支障がないように、食べる量には気をつけたいと思います。