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Beciでの生活
今日はBeciにきて4日目です。ですが、今日卒業式に出てきました。15人ほど一緒に卒業式に出たのですが、一人ずつスピーチをしました。みんなとても流暢に英語を話していて、ここで勉強すればそのレベルまで上げることができるのだろうなと思いました。一週間しかいない私のことも、本当にあたたかく歓送してくれました。
また、学校の中を歩いていてもHi, Toy!と声をかけてくれる人が本当に増えました。Englishネームをトイにしたことは、とても当たりだったと思います。英語ではおもちゃという意味なので、とても変わった名前ですぐに覚えてもらえます。それが、話しを続けるきっかけにもなります。
また私は、違う国から来た人同士なのに一週間という短期間で、とても多くの人脈を作ることができていることに、とても驚いています。しかし、この関係を作ってくれたのは“英語”なのです。たった一つの言語が、少し前まで遠い異国で過ごしていた何の共通点もない人と繋いでくれて、友達になれるのです。こんなに素晴らしいことはないと思います。
会話ができることが、どれだけ国際交流をするのに必要になるのかも改めて感じました。今まで、あまり興味のなかったことにでも外国の人から話を聞くことで、興味を待ったことも多くあります。しかし、日本ではこのような機会はほとんどありません。思い切って世界に足を踏み出すことで、英語が上達するだけでなく、大きな経験値にもなり、さらに人としてひと回りもふた回りも成長できると思います。
フィリピン人のティーチャーについて
フィリピン人の英語はとても聞き取りやすいです。英語が上手ではない私たちに、分かりやすいように話してくれますが、それとともに私たちのlisteningの能力に応じてスピードを変えてくれます。
Beciに来る前は、フィリピン人の先生はアメリカっぽくなくてすごくまじめに授業をするのだろうなと思っていました。しかし、実際にはとても楽しく盛り上がるような授業をしてくれています。テキストを使う授業でも自分自身のことに置き換えながらのトークが多いので、より深く話せると同時に先生と仲良くなれます。
グループレッスンでは、みんなが発言できるように促してくれ、自信がなくて発言できていない時は当てられます。無理やりでも発言することで、どこまで理解できているのか何が分からないのかを、先生に把握してもらえる機会になります。
授業を受けていて、一番大切なのは自分のやる気と態度だと思いました。自分がやる気をもって、授業を受ければ先生もそれにこたえてくれます。またどんなに理解できなくても、どうにかして理解しようとしている姿勢を見せれば、先生は分かるまで説明してくれます。授業をいいものにできるかは、自分次第なのです。