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eTravel(フィリピン入国の登録)のしかた

eTravel(イートラベル)は、フィリピンに入国する人が出発の前にオンラインで済ませる入国の登録です。このページでは、登録の前に用意するもの、登録の手順、画面に出てくる英語の意味と書き方、家族の分の登録、登録できないときの直し方をまとめました。

このページは、2026年9月に公式サイトの画面を確かめた内容をもとにしています。eTravelの手続きや画面は、これまでにも何度も変わってきました。出発の前には、公式サイトの案内もあわせて確かめてください。

まず知っておきたいこと

登録する人フィリピンに入国する全員です。0歳の赤ちゃんも必要です。
登録する時期フィリピンに着く72時間前(3日前)から、飛行機に乗る前まで。かかる時間は10分ほどです。
登録する場所公式サイト(etravel.gov.ph)だけです。スマホやパソコンのブラウザから登録でき、アプリは要りません。
費用無料です。お金を求めるサイトは偽物です。
帰国するとき日本のパスポートの方は、フィリピンを出るときの登録は要りません。
登録が終わったら表示されるQRコードを保存し、日本の空港のチェックインと、フィリピンの空港で見せます。

公式サイトは、画面の右上の言葉のメニューで「Japanese」を選ぶと、トップページやログインの画面、よくある質問が日本語で表示されます。ただし、入力はすべてアルファベットと数字で行います。名前や住所を漢字やひらがなで入れるとエラーになります。ログインしたあとの画面は英語のままのことがあるため、このページは英語の画面で説明します。

登録の前に、手元に用意するもの

次の5つを先に手元に出しておくと、途中で手が止まらずに済みます。

  • パスポート(番号・発行日・有効期限を見ながら入力します)
  • 航空券の予約の控え(Eチケット):行きの便名、日本を出る日、フィリピンに着く日、帰りの便の日付
  • 滞在先の英語の住所:留学の方は、入学の許可証や学校から届く渡航の資料に書いてある学校の住所
  • 顔写真:スマホで自分を撮った写真で大丈夫です
  • すぐに受け取れるメールアドレス:アカウントを作るときに、6けたの確認の番号が届きます

学校によっては、入学の許可証といっしょにeTravelの入力の案内が届きます。その場合、滞在先の住所は学校の案内のとおりに入力してください。

登録の手順

スマホのブラウザ(SafariやChrome)から公式サイト(etravel.gov.ph)を開いて登録するのが確実です(フィリピン政府のサイトが別の画面で開きます)。フィリピン政府のアプリ「eGovPH」でも登録できますが、主にフィリピン国籍の人向けのアプリで、日本の方が使うと「審査中」のまま進まなくなることがあります。

  1. アカウントを作る「Create an account」を押してメールアドレスを入れ、届いた6けたの番号を入力します。パスワードは、12文字以上で、大文字・小文字・数字・記号をそれぞれ1つ以上含める必要があります。次の渡航でも使うので、メモしておきましょう。2回目からは、ログインするだけです。
  2. 個人の情報を入力する(Personal Information)顔写真を載せ、パスポートのとおりに名前などを入力します。
  3. 住んでいる国と住所を入力する(Permanent Country of Residence)日本の住所をローマ字で入れ、確認の画面(Onboarding Summary)で「Submit」を押します。
  4. 自分のページで「New Travel Declaration」を押すここからが、今回の飛行機と滞在先の登録です。渡航のたびに行います。
  5. 登録の種類を選ぶ自分の分なら「FOR ME」「AIR」「ARRIVAL」を選びます。
  6. 渡航の目的・便名・空港・滞在先を入力する(Travel Details・Flight Information)入力する項目が多い画面です。
  7. 健康の状態を答える(Health Declaration)過去30日の体調などに答えます。
  8. 税関の申告をする(Customs Declaration)同行する家族の人数や荷物の数を入れ、指でサインをします。
  9. 内容を確かめて送り、QRコードを保存する(Summary)「Submit」を押すと、その場でQRコードが表示されます。画面を閉じる前に、必ずスクリーンショットで保存しましょう。

eTravelは、人が審査して合否を決める仕組みではありません。入力が終われば、その場で登録が完了します。

画面の英語の意味と書き方

個人の情報と住所(手順2・3)

画面の英語意味書き方
FOREIGN PASSPORT HOLDER外国のパスポートを持っている人日本の方はこちらを選びます
First Name/Last Name名/姓パスポートのつづりのとおりに。姓と名を逆にしないよう気をつけます
Middle Name/Suffixミドルネーム/「Jr.」などの呼び名日本の方は空けたままにします
Birth Date生年月日月/日/西暦の順に入れます
Mobile Number携帯電話の番号日本(+81)を選び、最初の0を取って入れます
Passport Issued Dateパスポートの発行日月/日/西暦の順に入れます
Occupation職業留学の方や学生、子どもは「Student/Minor」。社会人の方が学校に通う場合も、これで問題ありません
Permanent Country of Residence今住んでいる国JAPANを選び、日本の住所を番地→町→市区町村→都道府県の順にローマ字で入れます。フィリピンの滞在先を書く欄ではありません

登録の種類(手順5)

画面の英語意味選び方
FOR ME/FOR OTHER自分の分/家族の分自分の分はFOR ME。家族の分を登録するときだけFOR OTHER
AIR/SEA飛行機/船AIR
ARRIVAL/DEPARTUREフィリピンに入る/フィリピンを出るARRIVAL(DEPARTUREはフィリピン国籍の人が出国するときのもの)
Special Flight政府の専用機やチャーター機などの特別な便チェックを入れません

渡航の目的・便名・空港・滞在先(手順6)

画面の英語意味書き方
Purpose of Travel渡航の目的語学留学も「Holiday/Pleasure/Vacation」を選びます。語学学校には、ビザを取らずに入国して通うためです
Name of Airline/Flight Number航空会社/便名Eチケットの便名をそのまま(例:PR431)。マニラ空港のターミナルの番号が自動で違って出ることがありますが、気にしなくて大丈夫です
Country of Origin出発する国Japan(国籍や出身を聞いているのではありません)
Airport of Origin出発する空港日本を出る空港を選びます。韓国などを経由する便でも、経由する空港ではなく日本の空港です
Date of Return日本に戻る予定の日帰りの航空券の日付
With Transit乗り継ぎ直行便なら空けたまま
Airport of Destination着く空港便名を入れると自動で出ます
Residence/Hotel/Resort住所を手で入れる/ホテルを検索して選ぶ語学学校の寮はResidenceを選び、学校の住所を入れます。ホテルが検索に出ないときもResidenceに切り替えます

熊本から出発する方の「Airport of Origin」 熊本限定

「Airport of Origin」には、日本を出国する空港を選びます。たとえば、熊本から福岡空港へ移動して国際線に乗る場合は「Fukuoka Airport (FUK)」、成田から乗る場合は「NARITA INTERNATIONAL AIRPORT (NRT)」、関西から乗る場合は「KANSAI INTERNATIONAL AIRPORT (KIX)」です。Eチケットで、日本を出る便がどの空港から出るかを確かめてから選びましょう。

健康の状態と税関の申告(手順7・8)

画面の英語意味答え方
Country(ies) worked, visited and transited in the last 30 days過去30日に働いた・訪れた・経由した国無ければNo
Have you been sick in the past 30 days?過去30日に病気になりましたか無ければNo
Do you have baggage or currency to declare?申告する荷物や現金はありますかふつうの留学の荷物ならNo。自分で使う分の薬やサプリは申告しなくて大丈夫です
First time visiting Philippines?フィリピンは初めてですか初めてならYes

税関の申告の画面には、英語の長い決まりの文が出ます。決められた額を超える現金を持ち込むときや、仕事で売るための品物、食べ物や植物などを持ち込むときは申告が必要ですが、ふつうの留学の荷物であれば申告するものはありません。体調の質問に「Yes」と答えた場合も入国はできますが、着いたあとに検疫で簡単な確認を受けます。当てはまるときは、正直に答えてください。

家族の分・乗り継ぎ・2回目の渡航

  • 親子留学など、家族の分:家族全員がアカウントを作る必要はありません。保護者が自分の分を登録したあと、自分のページの「Add Family Member」で子どもの情報を加え、「FOR OTHER」を選んで同じ便と滞在先を登録します。QRコードは1人に1つずつ出るので、誰のものか分かるように全員分を保存しましょう。15歳未満の子どもが保護者といっしょに渡航しない場合は、eTravelとは別の許可が必要です。
  • マニラで乗り継いでセブなどへ行く:入国の審査は最初に着くマニラで受けるので、日本からマニラへの便名を入れ、着く空港はマニラ空港になります。
  • 韓国など、ほかの国で乗り継ぐ:フィリピンに着く便の便名を入れます。「Airport of Origin」は日本の空港のままです。
  • 2回目からの渡航:前のアカウントでログインし、「New Travel Declaration」から今回の便と滞在先を登録します。前回のQRコードは使えません。パスポートを新しくした方は、先に「My Profile」で番号などを直します。
  • フィリピンの国内線:マニラからセブなど、国内線に乗るときの登録は要りません。

QRコードの色と、見せる場所

QRコードが緑色なら、そのまま入国の審査に進めます。赤色は、入力に足りないところがあったときや、健康の質問に「Yes」と答えたときに出ますが、入国を断られるわけではありません。着いたあとに検疫の窓口でQRコードを見せ、簡単な確認を受ければ入国できます。

QRコードは、日本の空港の航空会社のチェックインと、フィリピンの空港の税関で見せます。入国の審査ではパスポートを見せますが、QRコードもすぐ出せるようにしておきましょう。着いてすぐはスマホがインターネットにつながらないことがあるので、スクリーンショットで保存しておきます。紙に印刷して持って行くこともできますが、スマホで見せるよう言われることもあります。QRコードをなくしたときは、ログインして自分のページの「View / Manage」から表示し直せます。

登録できないときの直し方

起きていることよくある原因と直し方
登録が進まない、「72時間」と表示されるフィリピンに着く72時間前より早く登録しようとしています。3日前になってから登録し直します。アカウントを作るところまでは、先にできます
「Account for approval」と出て進まないアプリ(eGovPH)で登録しています。ブラウザから公式サイトを開き、アカウントを作り直します
確認の番号のメールが届かない迷惑メールのフォルダを確かめます。携帯電話会社のメールで届かなければ、Gmailなどほかのアドレスで作り直します
名前や住所の欄でエラーになる漢字・ひらがな・全角の文字で入れています。すべて半角のアルファベットと数字で入れます
「Something went wrong」と出る入力していない項目がないか、顔写真のデータが大きすぎないかを確かめます。ブラウザのシークレットモードで開き直すと進むこともあります
登録した内容を間違えた「View / Manage」から直せます

お金を求める偽のサイトに気をつけてください

検索の結果や広告には、「登録代行」などを名乗ってクレジットカードの番号を入れさせ、お金を取る偽のサイトがあります。偽のサイトで出たQRコードは使えず、お金を取られたうえに、登録が済んでいないまま空港に行くことになります。アドレスが「etravel.gov.ph」でないサイトや、支払いの画面が出るサイトは偽物です。もし支払ってしまったら、すぐにカード会社に連絡してください。

出発前の準備も、無料相談でお尋ねください

eTravelを登録し忘れたまま空港に行くと、日本の空港のチェックインで手続きが止まってしまいます。出発の3日前になったら、ご自宅で済ませておきましょう。eTravelのほか、パスポートや航空券など出発前の準備で分からないことがあれば、無料相談やLINEでお気軽にお尋ねください。

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