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ルームメイト
私は3人部屋で過ごしました。全て多国籍で構成されていると思っていたのですが、実際は同室は韓国人の2人です。韓国語で話すことが多いです。私と話すときには英語で話してくれますし、私に合わせて簡単な単語やゆっくりとわかりやすく話してくれます。
ひとりはRomnという名前で眉上の前髪が似合う可愛らしい女性です。面倒みのいいお姉さんのような性格で、私が寝坊しそうな時起こしてくれました。一緒にご飯も誘ってくれる頼りがいのある人です。
もう一人はSunという名前で長い髪がとても綺麗な女性です。よく話しかけてくれて笑顔が素敵な人です。趣味で英語のドラマを毎日見ているためか発音が綺麗で驚きました。前に私が朝食を食べ損ねたときにはお菓子をくれました。
一番心配していたルームシェアですが、この2人と一緒だったので快適な生活がおくれました。夜は私が早く寝てしまうのでおやすみが言えませんが朝を一緒に過ごすことができました。二人とも親切で、また、生活リズムが決まっていたのでシャワーの時間など被ることもなく問題もなかったので、部屋ではゆっくりとした時間でを過ごすことでストレスはありません。私はストレスを感じやすい性格なのでほんとにこのふたりで良かったと思います。
部屋は1人部屋から4人部屋まで様々ですが、自分の他に誰がいるというのは寂しい思いをしません。それに協力してくれるので困ったことがあっても解決がはやくなります。
最後のフィリピン
私のPINESで過ごす最後の日です。ほとんどの学生は月単位で生活します。ですが、わたしは1週間というとても短い時間なのであっという間でした。何度も本当に1週間だけなの?と言われました。私はそうだよと答えるとみんな悲しそうな表情になります。
授業はここでの生活と授業の感想を聞かれました。私は授業はとても難しいかったけれど正しい英文法と単語を学べたことが私の力になったと答えるととても嬉しそうにしてくれました。授業内容ももっと個人を知るためのもので、日本に帰ったら何をするのか、もしも透明人間になったら何をしたいかなど面白い質問したばかりでした。
ルームメイトにももう行ってしまうの?と聞かれて悲しいとも言われました。6日間という短い時間ですが、一緒に過ごせたことを一生忘れないと思います。語彙力がなくて自分の気持ちをうまく伝えられませんでしたが、ありがとうありがとうと何度も繰り返しました。本当にこのふたりと過ごせて良かったと思います。
バッチメイトからは最後に小さなパーティーを催してもらいました。食堂の料理とフィリピンの料理、そして韓国料理をみんなで一緒に食べました。授業が被ることはありませんでしたが、一緒に入学したからこそ話すことも多くてとても盛り上がりました。まさか、パーティーを開いてくれるなんて思っても見なかったので、驚きました。
PINESには親切な人ばかりでした。私が1人でいると遠慮なく声をかけますし、困っている時助けてくれます。ここでの生活は一人になることがなく人の笑顔でいっぱいでした。