高校生の
フィリピン留学
高校生(15〜17歳)は、保護者と一緒でなくても、ひとりでフィリピンの語学学校に留学できます。夏休みや春休みを使った1週間〜1か月の短期留学が多く、マンツーマン中心の授業なので、短い期間でも英語を話す時間をたくさん取れます。このページは、ご本人にも保護者の方にも分かるようにまとめています。

フィリピン留学が
高校生に合う3つの理由

寮と部屋は、
学校と同じ敷地にあるものが安心です
寮には、学校の敷地の中にある寮(内部寮)と、敷地の外にある寮(外部寮)があります。高校生なら、学校と寮の行き来が要らない内部寮の学校を選ぶと安心です。朝から夕方まで授業が続くので、休み時間にすぐ自分の部屋で休めるのも良いところです。
部屋は、学校によって1人部屋から6人部屋まであります。相部屋は友達ができやすく、費用も抑えられます。ただし、CG バニラッド校の2人部屋は18歳未満は使えない、B’Cebuは18歳未満のひとり留学は原則1人部屋、というように、18歳未満が選べる部屋を決めている学校もあります。
18歳未満はひとりで外出できない学校が多いので、週末に学校が開く観光などのアクティビティは、外に出るよい機会になります。食事の様子は「語学学校の食事」のページでご覧いただけます。
高校生がひとりで留学するときの
3つの条件
18歳未満の学生には、学校ごとに、受け入れる年齢・門限と外出の決まり・未成年だけにかかる費用が決められています。出発の前に、次の3つを確かめておきましょう。
高校生のひとり留学を受け入れている
学校の決まり(例)
| 学校 | ひとりで行ける年齢 | 18歳未満の門限と外出 |
|---|---|---|
| EV Academy | メイン校は16歳から、La Mer校は15歳から | 保護者の同意書が必要です。平日は外出できず、金・土・日曜と祝日は大人と一緒に21時まで外出できます |
| I.BREEZE | 15歳から(15歳はジュニア向けのコース、16〜17歳は一般のコースも受けられます) | 曜日に関係なく門限は22時です。外出には大人の付き添いが必要です |
| GLC | 12歳(中学1年生)から。一般英語と試験対策のコースは15歳から | 15〜18歳は原則として外出できません。保護者の同意書があれば22時まで外出できます(外泊はできません) |
| CIP | 15歳から | 18歳以下は、20歳以上の人と一緒でないと外出できません。門限は曜日に関係なく21時です |
| B’Cebu | 15歳から | ひとりや未成年どうしでは外出できません。部屋は原則として1人部屋です |
| CPI | 15歳から | 平日は原則として外出できません(2026年10月から)。保護者が入学前に外出の許可証を出せば、平日も外出できます |
同じ「15歳から」でも、門限の時間や外出できる条件は学校ごとにかなり違います。表を見比べて、お子さんの性格に合う決まりの学校を選んであげてください。
夏休み・春休みの短期留学で、
期間ごとにできること
高校生の留学では、学校を休まずに行ける夏休み(7〜8月)と春休み(3月)の短期留学がよく選ばれます。平日は朝から夕方まで授業があるので、1週間でも、週に1回の英会話教室に何か月も通うのと同じくらいの時間を、まとめて英語に使えます。期間ごとの目安は次のとおりです。
夏休み(7〜8月)に行く場合
夏休みは、1週間から1か月まで期間を選べます。初めての海外なら、まず1〜2週間で英語だけの環境に慣れる、英語力をしっかり伸ばしたいなら1か月、という選び方ができます。
7〜8月は高校生と大学生の短期留学が増え、語学学校が混み合う時期です。夏の期間だけ料金が上がる学校や、ジュニアキャンプのために一般の留学を受け付けない期間がある学校もあります。夏の追加の料金については、「費用の目安」のページで説明しています。
春休み(3月)に行く場合
春休みは夏休みより短いので、1〜2週間の短期集中が組みやすい期間です。英語の基礎を短い期間で固めたい方や、初めての海外の体験として参加する方に向いています。3月も混み合う時期なので、夏休みと同じく早めの申し込みが安心です。
申し込みから出発までの流れ
春休み・夏休み・冬休みに学校が日程を決めて開く「ジュニアキャンプ」には、高校3年生まで参加できるものもあります。日程を学校が決めるので、その時期を外すと選べる学校はほとんどなく、日程を自由に決めたいときは、上の表のような学校へのひとり留学を選びます。開催の時期と空きは、相談のときにお伝えします。
熊本第一高校の生徒が、
夏休みの1か月で留学した事例
2017年のお話です。学校名と学年は当時のものです。

熊本第一高校に通っていた中溝さんは、大学受験の前に英語力を上げておきたいと、お母さんと一緒にご相談に来られました。将来は世界を舞台に活躍したいという希望を持っていて、留学の期間は夏休みの1か月でした。
期間が短いときほど、私たちは「留学中よりも、留学前の過ごし方のほうが大事」とお伝えしています。中溝さんにも、出発前の準備をしっかりしてもらってから出発しました。留学中に代表が現地で会ったときには、すっかりなじんで過ごしていて、海外の友達もたくさんできたそうです。
これまでこんなに英語の授業が楽しいと感じたことはない! 大学に入ってからも必ずまた行きます。
お母さんからは「娘をフィリピン留学に行かせて本当に良かったです」という言葉をいただきました。
安全と生活で、
出発前に知っておきたいこと
フィリピンでは、日本よりもスリや置き引き、ひったくりなどの盗難が多く起きます。ただ、決まった対策をしていれば防げるものが多く、必要以上に怖がることはありません。高校生の留学でよく選ばれるセブ島でも、次のことを守るようにしましょう。

困ったときは、
学校のスタッフに相談できます
困ったことがあれば、学校のスタッフに相談できます。ただし日本人スタッフの人数や看護師がいる時間は学校で違い、たとえばEV Academyの看護師は平日8〜19時・土日祝10〜19時です。CPILSのように、18歳未満が病院へ行くときはほとんど毎回スタッフが付き添う学校もあります。
日本との暮らしの違いと、その対策
初めての海外になる高校生にとっては、驚くことが多いはずです。それでも「これまで当たり前だったものが、当たり前ではなかった」と気づくきっかけになり、帰国してから「もっと英語を勉強したい」と思うようになったり、将来を真剣に考えるようになったりする高校生もいます。
高校生に向いている
学校の選び方と、6つの学校
学校を選ぶときは、英語の授業の中身だけでなく、18歳未満の生活をどう見守ってくれるかも比べます。次のことを確かめておくと、お子さんに合う学校をしぼり込みやすくなります。
この考え方で、高校生のひとり留学に向いている学校を6つ選び、3つのタイプに分けてご紹介します。順番に意味はありません。
学校の中で
暮らしが完結する学校
寮と教室が同じ敷地にある学校です。高校生なら、学校と寮の行き来が要らない学校を選ぶと安心です。
外出が限られても、
放課後を楽しめる学校
18歳未満はひとりで外出できない学校が多いので、放課後のクラスやアクティビティがあると、校内でも飽きずに過ごせます。
日本人スタッフや
看護師に頼れる学校
日本人スタッフの人数や看護師がいる時間は、学校によって違います。体調が悪いときの付き添いや、看護師の常駐がある学校です。
英検やIELTSの対策も兼ねたいとき
英検やIELTSの対策もしたい場合は、試験対策のコースがあるか、そのコースを高校生の年齢で受けられるかを先に確かめます。高校生が選べる主なコースは次のとおりです。
| 学校 | 高校生が受けられる試験対策 |
|---|---|
| EV Academy | IELTS・TOEICなどの対策はメイン校だけで、16歳から受けられます。校内にIELTSの公式試験会場があります |
| I.BREEZE | IELTS・TOEICの対策のコースがあります。15歳以下はケンブリッジ児童英検の対策のコースです |
| GLC | TOEIC・IELTSのコースは15歳以上が受けられます |
| PINES(バギオ) | 15〜17歳向けのIELTSのコースがあります。英検の対策は扱っていません |
| First English | TOEIC・TOEFL・IELTS・英検のコースがあります |
必要な期間は、目標の点数と今の英語力で変わります。試験の対策ができる学校は、「目的別の留学」のページでもご紹介しています。
高校生のフィリピン留学でよくある質問
大丈夫です。マンツーマンの授業が中心なので、入学のときのテストでお子さんの英語力を測り、その力に合わせて授業を組みます。英語がほとんど話せない状態から始めても、自分に合った授業を受けられます。
上がります。1日の大半を英語の授業で過ごすので、短い期間でも英語を話す量が大きく増えます。どこまで伸びるかは期間と今の英語力で変わりますが、話すことへの自信や、英語を使う楽しさは短期でも感じやすいところです。
15歳以上なら、保護者が同行しなくても留学できます。空港と学校の間の送迎は、学校によって有料のところと無料のところがあり、CPILSのように18歳未満は行きと帰りの送迎が必ず必要な学校もあります。出発までの準備は、ご相談の中でお手伝いします。
熊本からは、福岡空港の国際線を使うか、国内線で乗り継いで行きます。乗り継ぎの時間や空港までの移動の時間も含めて、日程を考えておきましょう。
フィリピンには、英語で授業をする大学に進学して卒業を目指す「大学正規留学」という道もあります。ただしフィリピンには日本の高卒認定にあたる制度がないため、留学で高校卒業の資格を取ることはできません。日本の高校を卒業したあとの進路として考えます。
