大学生の
フィリピン留学
大学生のフィリピン留学は、春休み・夏休みを使う2週間〜1か月の短期留学と、休学して行く3か月〜1年の長期留学に分かれます。どちらにするかは「いつまでに、どこまで英語を伸ばしたいか」で決まります。熊本の大学生が2016〜2017年に書いた留学レポートもご紹介します。

休学して長く行くか、
春休み・夏休みに短く行くか
期間を決めるときは、留学で何を身につけたいかと、大学の予定を合わせて考えます。期間ごとに、どんな大学生が選んでいるかと、英語の伸びや手続きの目安をまとめました。
休学して行く場合(3か月〜1年)
休学して行く大学生に多いのは、3か月と半年です。3か月は、英語が中級の人ならTOEICで300点、IELTSで2.0上げるといった目標を達成しやすい期間です。半年になると、英会話と試験対策の両方を満足いくところまで仕上げられ、留学のあと、どの方向に英語を伸ばすかを考えられるようになります。
休学すると卒業の時期が変わり、就職活動の年度も動きます。それ自体は不利ではありませんが、休学の制度(費用・申請の時期・休める期間の上限)は大学ごとに違うので、行き先を決める前に大学の窓口で確かめておきましょう。
春休み・夏休みに行く場合(2週間〜1か月)
春休み(2〜3月)は乾季で、天気が安定しています。夏休み(7〜8月)は雨季ですが、スコールのあとは晴れることが多く、週末のアクティビティも楽しめます。どちらの時期も高校生と大学生が一斉に来るので、同世代の友達はできやすい一方、日本人の割合が5〜6割まで上がる学校もあります。
英語を使う時間を多く取りたいなら、日本人の割合が低い学校を選びましょう。人気のある学校は、春休みなら前年の10月、夏休みなら前年の11月ごろまでに申し込むと、学校を選べて航空券も抑えやすくなります。
TOEICの目標と、
必要な期間の目安
これまでに留学した方の結果から見た、期間ごとの点数の伸びの目安です。どこまで伸びるかは、今の英語力と、出発前にどれだけ勉強しておくかで変わります。
半年の勉強の時間は、およそ1,440時間になります。TOEICは700点台までは比較的順調に上がりますが、800点・900点に届かせるには、たくさんの英語に触れることと、正確な文法の理解が必要です。
3か月で点数だけを上げると、「テストの点は取れるけれど、話すのはまだ怖い」ということがよく起きます。話す力も求めるなら、半年を考えましょう。
熊本県立大学の英語英米文学科で学んでいた徳永さんは、熊本地震で被害に遭いながらも「後悔のないように学生の時間を有意義に使いたい」と、大学を休学して半年の留学を決めました。点数の伸びは次のとおりです(学科と点数は当時のものです)。

留学は、就職活動で
評価されるのか
答えは「やり方しだい」です。「留学して英語力が上がりました」だけでは、同じ話をする学生が毎年大勢いるので評価されにくく、面接で深く聞かれて答えに詰まると、かえって不利になります。留学した国の名前で評価が上がることはなく、差がつくのは、そこで何を経験したかです。
評価されるのは、次の3つがそろっている人です
代表は前の仕事で、学生を面接する側にいました。期間と学校を決めるときは、費用だけでなく「そこで何を経験するか」まで決めてから出発しましょう。
学年ごとの考え方
大学生に向いている
学校の選び方
同じ期間でも、学校によって勉強の決まりの厳しさや、まわりの学生の顔ぶれが大きく違います。申し込む前に、次のことを確かめておきましょう。
この考え方で、今の大学生に向いている学校を3つ、何を大事にしたいかで分けてご紹介します。順番に意味はありません。
設備のよさと、きっちりした勉強の管理の両方がほしい
校内の設備で過ごしやすさを保ちながら、勉強は学校の決まりでしっかり管理してもらいたい大学生に。
スパルタかセミスパルタかを、自分で選びたい
短い期間で点数を上げたいならスパルタ、生活も楽しみたいならセミスパルタと、勉強の強さを自分で選びたい大学生に。
落ち着いて学びたい
自習室のある新しい校舎で、落ち着いて学びたい大学生に。
試験の点数を目指す方は、「目的別の留学」のページで、TOEIC・IELTSの対策ができる学校もご覧いただけます。
留学中の生活と、
気をつけたいこと
フィリピンの語学学校は、寮で暮らしながら学ぶ学校が多く、勉強に集中しやすい生活が整っています。一方で、日本と違うところもあるので、良い点と気をつけたい点を両方知っておきましょう。
良い点
気をつけたい点
困ったときは、学校のスタッフに相談できます(日本人スタッフがいる学校も多くあります)。学校の近くには大きな病院があるところが多く、看護師がいる学校なら、ちょっとした体調の変化やけがはその場でみてもらえます。盗難の手口と防ぎ方は、「スリの手口と防ぎ方」のページにまとめています。
熊本の大学生が書いた
留学レポートと、学んだ学校
2016年11月から2017年3月にかけて、熊本の6校(熊本大学・熊本県立大学・熊本学園大学・九州ルーテル学院大学・崇城大学・熊本外語専門学校)の学生が、フィリピンの語学学校で1週間ほど学びました。授業や寮での生活、講師やほかの国の留学生との交流を、学生の目線で1日ごとに書いたレポートが82本あります。

学生のレポートから
2日目3日目4日目となるごとに、だんだん自然に英語が入ってくるようになりました
今日ほど気持ちのこもった『Yes!』を使ったことはない気がします
難しい英語に挑戦するのでは無く簡単な英語を完璧にこなした方が相手にも伝わると思いました
学生たちが学んだ6つの学校の、今の様子をご紹介します。レポートは当時の記録なので、学校のコース・設備・校舎は今と違うところがあります。
大学生のフィリピン留学でよくある質問
休学そのものは不利になりません。ただし面接で「なぜ休学したのか」を聞かれたときに、留学で何を経験し、どう向き合ったかを自分の言葉で話せることが大切です。卒業の時期と就職活動の年度が動くので、大学の休学の制度も先に確かめておきましょう。
春休み(2〜3月)は乾季で天気が安定し、夏休み(7〜8月)は雨季ですが、スコールのあとは晴れることが多い時期です。どちらも学生が多く集まり、学校と部屋が早く埋まるので、行く時期が決まったら早めに申し込みましょう。
大丈夫です。マンツーマンの授業が中心なので、今の英語力に合わせて授業を進めてもらえます。英語が初めての方に向けた話は、「英語が初めての方のフィリピン留学」のページにまとめています。
熊本からは、福岡空港の国際線を使うか、国内線で乗り継いで行きます。乗り継ぎの時間や空港までの移動の時間も含めて、日程を考えておきましょう。
できます。ただしフィリピンの大学に入学して4年制の学位を取る場合は、語学留学とは準備が大きく違います。大学の選び方や出願の進め方は、ご相談のときにお伝えします。
